ERPC、時間課金プランに「時間指定キャンセル」を追加 — 使う時間を先に決めて自動で解放、スポット利用と検証をより安心に

ERPC、時間課金プランに「時間指定キャンセル」を追加 — 使う時間を先に決めて自動で解放、スポット利用と検証をより安心に

ERPC、時間課金プランに「時間指定キャンセル」を追加 — 使う時間を先に決めて自動で解放、スポット利用と検証をより安心に
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、本日、ERPC プラットフォームの時間課金プランに「時間指定キャンセル(Scheduled cancellation)」機能を追加したことをお知らせいたします。
時間指定キャンセルは、時間課金で起動した Solana 特化リソースに対して、「何時間後にキャンセルするか」をあらかじめ指定しておける、停止予約(自動停止予約)の機能です。指定した時刻になると、次の課金タイミングでリソースが自動的に解放されます。使いたい時間がある程度見えているスポット利用や、テストラン・ベンチマークなどの短期検証で、手動でのリソース解放を待たずに、必要な時間だけ確保して自動で終了できます。
これまで時間課金は「1 時間から気軽に試せる」契約形態として多くのお客様にご利用いただいてきましたが、利用を終えるタイミングの管理は手動で行う必要がありました。今回の時間指定キャンセルにより、起動時に「ここまで使う」という時間を決めておけば、その後は手動でダッシュボードに戻らなくても、予定に従って自動的に解放されます。止め忘れによる意図しない長時間利用を抑えながら、安心してスポットでリソースを確保できます。
ERPC ダッシュボード: https://dashboard.erpc.global/ja
ERPC 公式サイト: https://erpc.global/ja

「何時間後にキャンセルするか」を先に指定 — 時間指定キャンセルの仕組み

時間指定キャンセルは、ERPC ダッシュボードの時間課金リソースの管理画面から設定できます。「何時間後にキャンセルするか」を 1〜720 時間(1 時間単位)の範囲で指定でき、1h / 2h / 4h / 8h のプリセットからもすばやく選べます。720 時間(30 日)まで指定できるため、数時間のスポット利用から、数週間にわたる検証期間の上限を決めておく使い方まで対応します。
設定すると、停止予定時刻が画面に表示され、確定前にクレジット消費の見積もりも確認できます。さらに、現在のクレジット残高でそのスケジュールをまかなえるかどうかも表示されるため、思わぬ残高不足で停止予定が崩れる心配なく設定を進められます。
時間課金は 1 時間単位での課金です。時間指定キャンセルは、指定した時刻のあとの次の課金タイミングでリソースを停止します。即時にキャンセルしたい場合の操作はこれまで通り利用でき、今回はそこに「あらかじめ停止時刻を決めておく」という選択肢が加わった形です。起動時に終了時刻を決めておくか、必要に応じて即時に止めるか、運用に合わせて選べます。
ERPC 時間指定キャンセルの設定画面

スポット利用 — マーケットの状況に合わせて、必要な数時間だけ確保する

ご利用者の皆様からのご要望として、スポット利用があります。マーケットの状況に応じて、スポットで高速な VPS やエンドポイントを用意したい、という場面です。マーケットの状況は刻々と変わるため、その時になってみないとわからないことが多くあります。あらかじめ長期契約で構えておくよりも、必要になったその瞬間に、必要なリソースを必要な分だけ立ち上げたい、というニーズです。
こうした用途に時間課金は有効ですが、これまでは利用を終えるタイミングをご自身で管理する必要がありました。時間指定キャンセルを使えば、スポットで起動したリソースに対して、想定している利用時間を先に指定しておけます。たとえば、特定の相場局面に合わせて数時間だけ高速エンドポイントや専有 VPS を確保し、その時間が過ぎたら自動的に解放する、という運用が、起動時の一度の設定だけで完結します。
想定より局面が長引いたときは、停止予定をいつでも延長できます。逆に早く片付いたときは、その場でキャンセルできます。最初に決めた時間に縛られるのではなく、状況に合わせて、確保する時間をあとから自由に調整できます。
ERPC の Solana 特化インフラは、起動したその瞬間から設計レベルの速さをそのまま利用できます。スポットで立ち上げたリソースでも、性能を割り引かれることはありません。必要なときに素早く確保し、必要な時間が過ぎたら自動で手放す。マーケットの動きに合わせた機動的なリソース運用を、時間課金と時間指定キャンセルの組み合わせで実現できます。

「2 時間後に手動で解放」から解放される — 解約タイミングのストレスをなくす

これまで時間課金では、キャンセルのタイミングについてシビアな状況が続いていました。たとえば 2 時間だけ利用したい場合は、2 時間後に自分でダッシュボードに戻ってリソースを解放する必要があり、これは、短時間利用を前提とするご利用者の皆様にとって、運用上の負担になっていました。利用しているあいだ「そろそろ止めなければ」と気にかけ続けることは、本来集中したい作業の妨げにもなります。
使いたい時間がある程度決まっている場合は、手放しでリソースが解放されると嬉しいことがあります。時間指定キャンセルを使えば、起動時に「ここまで使う」という時間を指定しておくだけで、あとは何もする必要がありません。指定した時刻になれば、次の課金タイミングでリソースが自動的に解放されます。
止め忘れによって意図しない長時間利用が発生しにくくなり、不要な待機時間の課金を抑えられます。「使い終わったら止めなければ」という見張りから解放され、安心して作業に集中できます。スポット利用でも検証でも、終わりの時刻を先に決めておけることは、時間課金の体験を大きく軽くします。

テストランやベンチマークの課金を、実行時間に近い形で管理する

テストランやベンチマークにおいても、時間指定キャンセルは有効です。テストを実行する時間に近い形で課金を管理できるため、開発期間のあいだ使っていないリソースに料金が発生し続けるのを抑えながら、準備ができたタイミングでテストのためにリソースを使いやすくなりました。
開発の最中は、コードを書き、構成を整え、ようやくテストを走らせる、という流れが続きます。リソースを起動しっぱなしにしていると、実際にテストしていない待機時間にも料金が発生します。時間指定キャンセルを使えば、テストを走らせる直前にリソースを起動し、想定するテスト時間を停止予定として指定しておくだけで、テストが終わるころには自動的にリソースが解放されます。課金を「実際に走らせている時間」に近づけられます。
ERPC が提供するオープンソースの Solana AI Agent Kit「SLV」や Claude Code などの AI エージェントと組み合わせれば、テスト用のスクリプトやクライアントを短時間で組み立て、時間課金で起動した ERPC エンドポイントに接続して即座に実行できます。テストの準備から実行、リソースの自動解放までを一連の流れにすることで、検証のたびに料金を気にする負担を減らせます。

停止予定とクレジット消費は、設定前も設定後もずっと見える

時間指定キャンセルは、設定を確定する前に「いつ止まるか」「どれだけ使うか」を確認できる設計になっています。停止予定時刻が日時で表示されるため、自分が確保しているリソースがいつ解放されるのかを、設定の段階ではっきり把握できます。
あわせて、その時間までに見込まれるクレジット消費の見積もりも表示されます。1 時間あたりの単価と指定した利用時間から、確定前に必要なクレジットの目安がわかるため、想定外の消費に驚くことがありません。さらに、現在のクレジット残高でそのスケジュールをまかなえるかどうかも示されるので、残高を確認しながら安心して設定を進められます。
設定したあとも、停止予定時刻はダッシュボードに常に表示され続けます。確保しているリソースがいつ解放されるのかを、いつでも一目で確認できるため、「止め忘れているかもしれない」という不安がありません。状況が変わって利用を延ばしたくなったときは、停止予定をいつでも延長・変更できます。逆に、想定より早く終わったときは、その場で即時にキャンセルできます。一度設定したら終わりではなく、予定を見ながら自由にコントロールできる形です。
「どれだけ使うか」を先に見える形にし、設定後も予定を見ながら調整できることは、スポット利用や検証における予算管理をシンプルにします。確保する時間と、それにかかるクレジットを最初に確認したうえで、自動解放までを設定し、必要に応じて見直す。時間課金を、より計画的に、より安心して使える形に整えました。

スポット起動でも、ERPC の設計レベルの速さをそのまま利用できる

時間指定キャンセルでお試しいただけるのは、設計レベルで速さを担保した ERPC の Solana 特化インフラです。スポットで数時間だけ起動した場合でも、月額・年額で継続利用する場合と同じインフラを利用でき、速さや安定性が割り引かれることはありません。
ERPC は、配信元バリデータ、受信エンドポイント、処理ノードを Solana バリデータが高密度に集積するプレミアムデータセンター内に配置することで、距離由来の遅延を設計の段階で抑えています。こうした Solana 近接配置のインフラは、Frankfurt (FRA) / Amsterdam (AMS) / Tokyo (TY) / Singapore (SGP) をはじめとする複数リージョンで提供されており、Sydney も準備中です。スポットで起動した瞬間から、同一ネットワーク上の配信元バリデータへの近接、DoubleZero 専用ファイバーによる経路最適化、ERPC プラットフォーム内部経路で完結する一貫処理という設計レベルの優位性を、そのまま体感いただけます。
同一環境での計測において、ERPC の Epic Shreds は従来 Shredstream 構成に対して勝率 95.82%、P99 で約 234ms の速度優位を記録しています(計測方法)。新最適化エンドポイントの Burst プランでは、既存 Frankfurt Geyser gRPC エンドポイントに対してグローバル全体で 99.80% の First-Arrival Win Rate を達成しました。スポット利用であっても、この設計レベルの速さを、ご自身の環境で必要な時間だけ実測いただけます。

月額・年額・時間課金・クリプトペイメントと組み合わせた、必要な分だけの利用

時間指定キャンセルは、ERPC がこれまで整えてきた契約・支払いの選択肢と組み合わせることで、より柔軟な使い方を可能にします。ERPC では、月額プラン、最大 30% 割引の年額プラン、1 時間からの時間課金プランに加え、SOL / USDC / EURC による ERPC クレジット購入(Solana クリプトペイメント)に対応しています。
スポット利用や検証の段階では、必要な分だけクレジットを補充し、時間課金で必要なリソースを起動して、時間指定キャンセルで終了時刻を決めておく。構成と利用量が見えてきた段階では月額プランへ、長期利用が確定したら年額プランへ切り替える。本番運用中でも、追加検証や一時的な負荷試験のために、時間課金と時間指定キャンセルを組み合わせる。このように、プロジェクトのフェーズに合わせて契約形態を選びながら、それぞれの局面に合った使い方ができます。
ERPC プラットフォームでは、Solana RPC、WebSocket、Solana Geyser gRPC、Solana Shredstream、Direct UDP Stream(Raw Shreds)、VPS、ベアメタルサーバー、SWQoS、Pyth 対応 Price API、Jet Analytics & Indexed RPC を同一プラットフォーム上で組み合わせて利用できます。受信から処理・送信までを Solana に近い場所で一貫して構成できるインフラ群を、必要なリソースだけ、必要な時間だけ確保し、終わったら自動で解放する。時間指定キャンセルは、この「必要な分だけ」の運用をさらに実現しやすくします。

ERPC ダッシュボードから時間指定キャンセルを設定可能

時間指定キャンセルは、ERPC ダッシュボードの時間課金リソースの管理画面から設定できます。対象リソースのキャンセル操作から「何時間後にキャンセルするか」を選び、停止予定時刻とクレジット消費の見積もりを確認したうえで、スケジュールを確定します。設定後も、停止予定時刻は常に表示され、停止予定の延長・変更や、必要に応じた即時キャンセルへの切り替えが行えます。
ERPC ダッシュボードは、英語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、ロシア語、韓国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、ヒンディー語、トルコ語、オランダ語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語の 16 言語に対応しています。ご利用者の皆様は、普段使いやすい言語で時間指定キャンセルを設定し、停止予定とクレジット消費を確認しながら運用を進められます。
ERPC ダッシュボード: https://dashboard.erpc.global/ja

Solana 特化インフラの研究開発と継続的な改善

ERPC の背景には、ELSOUL LABO が進めている Solana 特化インフラの研究開発があります。ELSOUL LABO は、オランダ政府の研究開発支援制度 WBSO において 2022 年以降 5 年連続で承認を受けています。Solana RPC インフラ、バリデータ運用、リアルタイムデータ配信、AI エージェントによる運用・開発支援、プラットフォーム全体の多言語ユーザー体験に関する研究開発を継続しており、その成果は ERPC、SLV、SLV AI、AS200261 Solana 特化データセンターを含む各種サービスに反映されています。
時間指定キャンセルは、速度やインフラ性能だけでなく、契約や利用終了までの体験も含めて Solana 開発者の使い勝手を改善する取り組みの一つです。ERPC は今後も、Solana ネットワークに近い場所で高速なインフラを提供するだけでなく、必要なときに必要な分だけ、安心して使えるプラットフォームとして、機能と利用導線の両面を改善してまいります。

必要なリソースを、必要なだけ、必要な時間だけ

ERPC は、Solana アプリケーションごとに必要な構成が異なることを前提に、必要なリソースを必要なだけ、ふさわしい場所で提供できるようにすることを目指しています。月額・年額・時間課金という契約形態、SOL / USDC / EURC によるクレジット購入に加え、今回の時間指定キャンセルにより、「必要な時間だけ確保して、終わったら自動で手放す」という運用が整いました。
マーケットの状況に合わせたスポット利用、PoC や PMF の検証、テストランやベンチマーク、AI エージェントと組み合わせた高速プロトタイピング。こうした「必要なときに、必要な分だけ」という使い方を、意図しない長時間利用や止め忘れを抑えながら、安心して進められる形を整えました。今後も、Solana 開発者の皆様が必要なときに必要なだけ使える Solana 特化インフラとして、機能と契約選択肢の両面で改善を続けてまいります。

お問い合わせ

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