東京リージョンにパワーアップしたSolana Geyser gRPCエンドポイントが復活

東京リージョンにパワーアップしたSolana Geyser gRPCエンドポイントが復活

2025.07.15
ELSOUL LABO B.V.(本社: オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO: 川崎文武)およびValidators DAOは、このたび東京リージョンにおけるSolana向けのGeyser gRPCエンドポイントを大幅にパワーアップして再開いたしました。

東京リージョンでのエンドポイント復活の背景

以前提供していた東京リージョンのエンドポイントは、提供中の調査により、当社が求める水準のパフォーマンスを十分に満たせないことが判明しました。そのため、より高性能かつ安定したインフラ環境を構築すべく準備を続けてきました。このたび、東京リージョンでの新たな高パフォーマンスリソースを確保し、ついに再開の運びとなりました。

新しい東京リージョンの特長

Solana Geyser gRPC
今回刷新された東京リージョンのGeyser gRPCエンドポイントは、従来と比較し大幅に低遅延かつ安定した接続を実現しています。また、同時に以下のような特長を持っています。
  • Jito Block Engineと同一ネットワーク内にSolanaインフラを構築
  • 極限まで低レイテンシ(ping約0.1ms)を実現
  • 今後提供予定の専有ShredStreamおよびVPS製品とのシームレスな統合
Validators DAO公式Discordにて、現在利用可能なサービスの詳細をご確認いただけます。

東京・シンガポールの専有ノードについて

東京およびシンガポールリージョンでは高パフォーマンスリソースが非常に限られており、リソース調達が困難な状況が続いています。専有ノードについてはValidators DAO 公式Discord にてウェイトリストに登録いただくか、直接プロジェクトに関するご相談をいただければ最適なインフラについてご提案いたします。

アジア地域におけるSolanaエコシステムの発展を支援

アジア地域はSolana開発者が急増するポテンシャルを秘めていますが、現時点ではまだバリデータやRPCインフラが十分に普及していません。そのため、開発者が地理的に近い位置にエンドポイントを持てないことがプロジェクトの障壁となっています。
ERPCはこうした課題に着目し、東京リージョンを皮切りにアジア全体でSolana開発環境を整備し、エコシステムの発展を積極的にバックアップしてまいります。

シドニーリージョンも準備中

さらに、オーストラリア・シドニーリージョンにおいてもSolanaエンドポイント開設に向けた準備を進めております。シドニーリージョンには現在バリデータが存在しておらず、エンドポイントの設置は困難な課題ではありますが、地域の開発者に大きなメリットをもたらすことを期待し、積極的に取り組んでおります。

Solanaハッカソンへの積極支援

ERPCは今後、Solana関連のハッカソンを積極的に支援いたします。Solanaハッカソンを企画される場合は、ぜひご相談ください。開催期間中にRPC、gRPC、Shredsエンドポイントを無料提供し、開発支援を行います。
ご相談やお問い合わせは、Validators DAO公式Discordにて承ります。
ERPCは、これからもSolanaエコシステムのさらなる発展に向けて尽力してまいります。
いつもありがとうございます。 引き続き何卒よろしくお願いいたします。